しかも、LED照明の『寿命』とは、白熱球や蛍光灯の寿命のように『消灯』した時ではなく、『初期点
灯時の70%の明るさの状態』
になった時のことを言います。
したがって、LED照明の場合、たとえ寿命を過ぎても、『初期点灯時の70%程度の明るさ』はございます
ので、それほど明るさを必要としない場所であれば、
まだまだ使用することができます。
LED照明の『長寿命』という性質は、『コスト削減』、『環境』の方面で、大きな特徴をもたらします。
LED照明の寿命は、非常に長寿命のため、玉切れによる交換の回数を大幅に削減することができます。
意外に面倒だった照明器具交換の煩わしさから解放されます。
ところで、外灯や広告塔など、高い場所にある照明を交換する場合、例えば照明自体は1万円程度なのに、
高所作業車や足場代などの仮設費用に10万円程度かかる場合もございます。
LED照明の導入による交換回数の削減は、仮説費用などの交換時に発生するコストの大幅な削減に繋がります。
ビル・マンションの管理の現場においては、照明器具の点灯確認業務は、非常に手間と時間のかかる業務でした。
LED照明は、白熱球の約40倍、蛍光灯の約4倍もの長寿命で、かつ玉切れによる消灯のおそれがございませんから(
寿命がきても初期点灯時の70%程度の明るさになるにすぎません)、これまで多くの費用と時間を費やしていた点灯
確認の業務を大幅に削減することができ、ひいては管理コスト削減につながります。
LED照明は寿命がきても初期点灯時の70%程度の明るさになるにすぎず、真っ暗になるおそれがありませんので、
万一の玉切れに備えて在庫をストックしておく必要はございません。在庫スペースの確保や棚卸し業務といった
在庫管理コストを大幅に削減できます。
照明器具の交換は、脚立等にのって行うのが一般ですが、脚立などの高さでも、バランスを崩して転倒すれば、
大きなケガをするおそれがございます。LED照明の導入により、交換回数が減ることは、転倒事故発生のリスク
を大幅に軽減できます。
その結果、空調冷房などの使用電力量の削減、CO₂削減へとつながります。
また、交換時の火傷の恐れからも解放されます。
更に、紫外線をほとんど出さない為、虫の飛来を抑制でき、照明環境を衛生的
に保てます。
また、長寿命の特質から、廃棄物を大量に削除できますので、飽和状態の処分場の代替地の
問題の解決に向けた一歩となることができます。
更に、消費電力量の削減は、CO₂ の排出を大幅に削減しますので、地球温暖化対策のみならず、
脱原発・脱火発のクリーンエネルギー社会への一歩となります。